厄介ユメオンナの備忘録

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テニプリ3センチくらい知ってるオタクがリョーマ!を見た

☆10/4追記☆ ☆お誕生日記念の応援上映に行きました(二回目でいきなり?!)。オタクの皆様の訓練されたペンライト芸がすごかったです。☆

タイトルの通り。 10年前くらいに原作を一気読みし、それから記憶を更新していないミリしらというほどではないがほぼ何も覚えていないオタクが何の予習もせずに映画を観た。

知ってたことといえばギャングとラップバトルすることとメガネの人がめっちゃ歌のサビ歌うことくらいだった。後者に関してはほぼ忘れてて、劇場で本当にそうだったので思い出して笑った。オタクは真実しか言わない。

もうとにかくすごい映画だった。

覚えている限り感想を書いていく。ちなみに今日見たのは手塚版だった。跡部版を今度見にいくことを決心した。☆見ました☆

オープニング?映像

よくわからなかった。なんでコートを取り囲んでみんなが踊っているのか。直感的に、考えたら負けだと悟って考えるのをやめた(キングオブプリズムとかで培われたトンチキ対応力が生きた)。でも今思い出すと本当にツッコミどころが多かった。

正直、試合してる二人も踊ってくれたら諦めもついた(なんの諦め?)。☆普通に試合の途中でちょっと歌ってたし終わった瞬間爆速でラケットすら持たず踊ってた。切り替え早い。☆でも二人は至って真剣に試合してた。でも観客踊ってたし、チームメイトもコートの近くで踊ってた。

危ないだろ!とかちゃんと観戦しろ!とか思わなくもないけど確実に野暮。こんな常識はこの作品を見る上で邪魔でしかないのである。

☆幸村戦を読み直してから観たらたしかに再現度高!セリフもないのに映像だけでここまで魅せるとは!と感動したけどやっぱ踊る観客面白すぎて入ってこなかった。俺は弱い…☆

本編

最初飛行機落ちたんじゃないかと謎にヒヤヒヤした。というか本編、無数に死ぬんじゃね?大怪我じゃね?みたいなシーンあったけど、夢と希望の王国なので多分誰も骨折すらしてない。すごい世界だった。安全第一。

お土産を選ぶさくのちゃんがかわいかった。猫も可愛かった。猫を追いかけるさくのちゃん可愛かった。あんな大声だし聞き取りやすい高音のさくのちゃんに何回も名前呼ばれて気づかない(無視してたの?)の耳悪くね?と心配になった。

ギャングよくわからなかった。ラケット持ってない人が賭けテニスやってやるよ!って言ったらラケット貸してくれるのかな?お金取りそうだけど… さくのちゃん、可愛いだけで本編の間結構危ない目に遭っててかわいそうだった。ブスだったらあんなに狙われてないよ。初めて「可愛くて損することってあるんだな」と思った。

ギャングとのバトル始まったと思ったらギャングの手からラケットすら無くなったのマジで混乱した。ギャングのラップ終わったら普通にテニス始めたからリョーマはラップはしないんだなと思ったらしてくれた。すごいサービス精神だ。開始数分で圧倒的おもてなしを受け私の脳はふわふわになったので、タイムスリップとかしても何も思わない。

てかタイムスリップしたのに二人とも引くほど冷静でビビった。家の鍵、そんなところに隠してたら泥棒入られまくりじゃない?とか思ったけどあの世界にはいい人しかいないから大丈夫か(???)

そこからは普通にマフィアの手下の命心配してたのでよく覚えてない。車のシーンとか危なすぎだろ下手したら三人とも死ぬわよ……

教会のシーン良かった。朝まで待ってくれたマフィア。ミリしらオタクなのでいいタイミングで鐘鳴ったりして夢女のこと心配になったけど、歴戦のテニスガチオタ夢女はもう痛くも痒くもないのだろうか。

電話のシーンも面白かった。電話相手ガチャ?周囲を警戒しながら待ってるさくのちゃん可愛かった。俺が守る(キモオタ)

花にホースで水撒いてるだけであんなかっこいい絵になる男いるんだ…と感動した。

跡部版の電話、かなり様子おかしくない?!手塚版はなんかまぁ一緒に戦ってきたチームメイトたちのスタンドに励まされたんだな…と納得感あったけど、跡部跡部様ひとりのお言葉で?!?!みたいな…謎の…作り話と言いつつ親身にアドバイスくれて優しいね…さすが…王国を建てるだけある……跡部様に繋がった時のリョーマの「げっ」みたいなリアクションが面白かった☆

試合一応最後まで見てブーイングしながら一斉にかえってく客も面白かった。なんだこの試合!(正論)みんなあんなブーイングしてたけどちゃんと最後まで見てえらかった。めっちゃ民度高い。

最後一緒に踊ってくれるごきげんなマフィアもおもろかった。あんな危ない目に遭わされたのにちゃんと協力してくれるし踊ってくれるし、何ていい人たちなんだ……いい人しかいない映画すぎて唯一裁かれた悪役とか前世でどんな悪いことしたんだと逆に心配になってしまう(????)

なんかよくわからないまま駆け抜けた。すごい映画だった。話としてはちゃんと起承転結があって普通に何も知らなくても楽しめたのがすごい。あんなにキャラクターが多い作品の映画を作るってなった時に、下手にたくさんキャラ出そうとしてかえって話が薄くなるんじゃなくて、もう主人公にフィーチャーした話を作ろうって思ってここまでの話を作れるのがすごい。クリエイターの力量はもちろんだけどファンへの信頼みたいなものを感じた。そういう熱量がすごくて、エンドロールに至る時にはバカ感動してた。何もわからなくてもなぜか感動できる。すごい映画だった………(ループ

メドレー映像

原作を振り返りつつ曲を振り返りつつ…みたいな。原作何も覚えてないけどなんとなくえもかった。 多分リアルタイムでコンテンツ追いかけてきたオタクはもっと感動するんだろうな…と思った。

次の跡部版を見る前に原作をちょっと読み直したり曲の予習をしたりしてみます。どれくらい見え方が変わるのか楽しみ!!(何も知らない状態で観れるのはミリしらオタクの特権なのよ

跡部版のメドレー映像、なんかよく分からなかったけどめっちゃ盛り上がっててすごかった。なんかこう、各校の人気の曲を流したのかな?と思って周りとかジャージの色とか見つつペンライトの色変えてたんだけど、割と最初の方の激ダサが初見殺しすぎた。あれなんで選曲されたのですか?人気だから?(ミリしらの私ですら知ってて好きな曲なので大層人気があるのだろうなとは思っている)☆